センタースタンドの補修
センタースタンドの前傾が再発しました。
停車時に前輪も後輪も接地してしまいます。
こうなると路面が悪い箇所に停められません。
現状確認で下部を撮影。
なんとスタンドのボディ側の接地面が磨耗で穴が空いています。
明らかにここの部分の所為です。
穴を埋めたところで再発するのは目に見えているのでスタンド側に手を加えます。
平板に見えますがL字のアングルです。
アルミ3t、横幅が70mm、高さは45mm、奥側は15mmくらいです。
私はアルミで作りましたが、鉄やステンレスの場合、スタンドのスプリングを回避するために下記の赤枠部分を切り欠く必要があります。
アルミの場合、スプリングの硬さに負けて勝手にいい感じに曲がります。(切り欠くのが面倒だった)
スタンドに元から空いている穴にボルト固定します。
状態により、アングルの板厚を変えないと後ろに戻りすぎるので注意が必要です。
後ろに戻りすぎると少しの力でスタンドが解除されてしまい倒れます。
1〜3tくらいにしないとスタンドが効かなくなります。
ご覧の通り、アルミなら数回スタンドを使用するとスプリング部分が負けて勝手に凹みます。
前輪が浮くようになりました。
しばらくはこれで様子見です。
ciaoのエンジン始動はくれぐれもスタンドを立ててのエンジン始動はしないように。
漕いで走りながら始動する、それだけで磨耗は回避できると思います。