コイル巻き直し(12V化)
コイルのストックができたので12V化の巻き直しをしました。
こちらは新品のコイルSIPスクーター製です。
純正コイルと巻き位置が異なっていました。
茶色配線のテール用コイルとステーターコイル(黒皮膜)が逆になっています。
エナメル線の表面がワニス等未処理でむき出しだったのでテーピングテープを巻いています。
写真黒皮膜がイグニッション用、左がウインカー用12V、下が茶色配線6V、右が灯火用黄色6Vです。
ピックアップが逆位置になっています。180度反転なのでタイミング的に問題ないでしょう。
黄色配線を巻き直ししました。
黄色配線はアイドリング時に7.5Vくらいの電圧でした。
エナメル線を解いていくと0.8mm線が220巻き。
1巻あたりの発電圧は7.5÷220=0.034V
280〜300巻くらいできれば10〜12Vほど出せます。
うちのciaoは全部LED化しているので電流量はさほど必要ではないので、線を細くして電圧を増やします。
0.65mmのPEW線を290巻きしました。
発電コイルの緑は1線増線して、青茶黄側の束に回してキルスイッチ用にしました。
青線AC直計測18V、黄色線AC直計測10V、おおよそ計算通りです。
青線をレクチファイアに入れて直流&バッテリー充電用、黄色を12Vレギュレータに繋いでダイオード整流してDC12Vとして使用します。
茶色の6Vは使用しないのでそのまま絶縁しています。
バッテリーDCはウインカー、ヘッドライト、テール、黄色はブレーキに回しました。