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フロントサスペンションブッシュ交換

段差があったとき等にフロントサスが効かずにダンダンとガタ揺れを起こしていたのでフロントサスペンションのメンテナンスをしました。
交換パーツはS.I.Pスクーターで真鍮製のマウントセットを購入しました。
ダンパーのゴムは全部ゴム製ですぐ劣化してヘタるので、机や椅子の脚底に使う高さ調整用の硬質ゴムを使用します。
Amazonでちょうどいいサイズの物があったので購入。
ゴム高6.5mm×20Φ、ネジ径M6×15mmです。



フロントサスをバラしていきます。
力仕事なので途中経過写真は未撮影です。
手順としては
フロントタイヤを外す→サスペンション固定のM8ボルトを抜く→エンジン側のM6ボルトを外すです。
エンジン側のM6を先に外すと飛び出して危険なので先に両サイドを留めているM8から解放してください。

サス...ペンション...?バネですね、単なるバネ。もっとカブのフロントに近いのかと思っていた。



バラしたピボットブッシュ、シャフト、ダンパーゴムです。

錆と劣化のオンパレードですね。
シャフトブッシュが樹脂製の為摩耗でガタが出るのとシャフトの錆で内側もやられていきます。
ブッシュのつばはダイレクトにサスボディに接触しているのでこれまた痩せていきます。
結果、フロントタイヤが傾いたり、ダンプした際に上下にガタンと揺れる様になります。



新品は真鍮製のブッシュです。

樹脂より摩耗耐性が段違いです。
まるっと一式交換します。



グリスを多めに塗ってゴムハンマーで軽めに圧入していきます。

シャフトも同様にグリスアップして圧入します。

今回スプリングだけは未交換です。(買い忘れた)



ダンパーゴムは未加工でそのままここに嵌めてナットで固定します。

全ゴムじゃないので溝欠きが横になる様に固定。
サスの負荷の関係上、溝欠きを縦(進行方向)にすると劣化が早まると思います。


交換が済んだら組み直します。
素手で組むのはまず無理でしょう。(なかやまきんに君なら可能)

道楽おやじさんのサイトを参考にジグを作りました。

これでも最終的にはパワーーーーー!!が必要です。

うちのciaoはサイドスタンドなので余計に大変でした。

要約すると、ジグ上部M5ボルトを軸にテコの原理で上に上げつつサスの中にバネを押し込んでいきます。(つらい)
タイヤを嵌める側にシャフトが見えたら、押しをキープしつつ適当な棒状のものを突き刺す(つらい)
私はヘキサレンチを使いました。メガネレンチの下に写っているやつです。
これが刺さってしまえばもう安心、(まだ多少つらい)あとは外側から新品のM8ボルトを突っ込んでやるです。
ジグをグニグニ押したりひねったりしながらシャフトの穴が見える位置に来たら素早く無理やり差し込みネジ山が見えなくなるまでは13mmレンチで回し入れてネジ山が完全に見えなくなったらハンマーで圧入してしまいました。

これを左右でやる(とてもつらい)



組み上がって試走してみるとちゃんとブレもなく、バネがサスペンションとして機能する様になりました。
もう2度とやりたくないです。







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