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ウインカースイッチのメンテナンス(ホンダ トゥデイ用です)

ヤフオクでホンダトゥデイの左スイッチボックス(35200-GFC-J31)を落札して変更しましたがウインカーの接触がよろしくないのでバラしてメンテナンスしました。
バラしてみると、まあ酷い...。
接点及び接点内部に至るまで、全てのパーツがグリスまみれです。ありえない...。



配線側の様子。劣化固着したグリスで接点が見えません...。



グリスはたくさん塗ればよく動くと思ってる人が前オーナーだったんでしょう。

バイク屋がこんなメンテしてるとしたらそんなバイク屋では車両購入したく無いですね。

とりあえずパーツクリーナーと歯ブラシ、爪楊枝、綿棒等を駆使して全ての汚れを落としました。
ウインカーの点灯不良の原因はこちらのパーツです。
本来スイッチングすると接点金具が写真の様にロッカー動作します。
この接点にもグリスがべったり付いているし脚部のはめ込み溝にも固着したグリスがガチガチに詰まっていました。
そのせいで接点金具が常時凹みっぱなしになってしまい点灯不良していました。
レバーをガチガチ連打すると点いていたのは振動で金具が正位置にじんわり戻ってくれていた所為でしょう。
ここの接点は内部スプリングを含めてはグリスは不要です(怒)
お尻の鉄球と鉄球の移動溝に薄くグリスを塗るだけです。薄 く で す。
常に摩擦しているわけでも高熱になるわけでも無い部分にベットベトにグリス塗る必要は無いです。
ホコリやゴミが溜まって逆効果です。





同様のプッシュキャンセルスイッチであればグリスアップは下記の通り。
全ての箇所は綿棒等に少量取り薄く塗り広げるだけで十分です。
塗りすぎると不要な部分にグリスが回り込んで不都合が出ます。

左右接点パーツの鉄球及び鉄球移動溝。(今回メンテしたパーツ)
アームレバーの接触部分の鉄球および内側のスプリング。
上記にはベアリンググリスを薄く塗布します。 アームレバーのスペーサーの凸部分(アームレバーとの接点部分)
アームレバーのスペーサーとワッシャー接地部分と脚2本。
上記には乾式のモリブデングリススプレーを吹きます。

スイッチ接点部分にのみ銅グリス(コパグリップ等)

以上です。

それ以外の所には塗らない。

間違っても潤滑スプレーや接点復活剤を全面スプレーとかバカな真似はやめてください。
シリコーングリスもお勧めしません。
そもそも電気接点のメンテナンスにスプレーを直接吹き付ける事が間違っています。
必ず別皿にスプレーして綿棒等で必要部分に適量塗布してください。

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