テールランプユニットの補修
走行中にふと気がつくとテールランプが消えている事がありました。
折角のゴールド免許に傷がつくところでした。
早速修理します。
原因はバルブ側面の押しバネ。
ここが曲がりすぎてバルブが緩々になって走行時の振動でバルブがずれて接触不良していました。
折れないように慎重に手前へ引き出しました。
ストップ側もすこし緩みがあったので同様に引き出しました。
折角ユニットごと外したのでさらに補修します。
ご覧の通りメッキがハゲハゲです。
バルブをLEDにしているので明るさに問題はありませんが気になります。
気分的に厭です。
20年以上も前の蒸着メッキなので清掃時にエアーを吹くだけでどんどんハゲていきます。
艶も全くなくただの禿げ散らかしたシルバー塗装です(笑)
なので補修します。
外側をマスキングで養生してから内部にサンドブラストをかけて全部剥がします。
アースの金具配線の錆も一緒に落としました。
塗装するので金属部分とバルブの取り付け穴にマスキングを貼ります。
穴はティシューペーパーです。
染めQのメッキ風塗料シルバーを薄く4回ほど重ね吹きしました。
乾燥時間短縮に食器乾燥機で速攻乾かします。
乾かしている間に切れてしまったパッキンを補修します。
ゴムボンドのG17で仮接着してからハンダゴテで溶かして溶着。
熱が引いたらティッシュペーパーを巻いてアロンアルファを垂らして固めます。
メッキ塗料が乾いたら研ぎます。
色々なサイトでメッキ風塗料のレビューで全然メッキじゃないなどと書き込んでる人がいますが、使い方を知らないだけです。
どのメッキ風塗料も、吹いただけではメッキにはなりません。
研ぎ磨きしないと鏡面にはなりません。
経験上、柔らかいタイプのメガネ拭きが一番効果的です。
あまり力を入れずに指の腹を使って拭いていきます。
塗装面が均されて徐々に鏡面になっていきます。
研ぎ磨きする際は最低でも24時間は乾燥させてください。
ちゃんと映り込むくらいの鏡面仕上げになります。
レンズもピカールで研いでツヤツヤです。
あとは取り付けて終了となります。