MALOSSIバリエーターに交換(2022.12.24修正)
e-bayにてギアと一緒にドイツから購入しました。
ロックワッシャーのバリエーター固定用の爪が折れました...。ロックワッシャー系は使い回ししたらダメですね。
新品を購入。これで走行中にバリエーターが吹き飛んでいく心配もありません。
稼働プーリーの位置調整カラーですがこれは使用しません。
厚みがありすぎて可動域が狭まりすぎてしまいます。
ちなみに7番のパーツですが説明位置に入れても意味がありません。
ウェイトローラー側(赤い矢印位置)に入れないと駄目です。
(MALOSSI説明画像は裏庭ガレージさんから拝借)
購入当初、これを指示通り入れるとベルトが斜めになってしまうのでいらないパーツだと思ってました。
それが地獄の始まりです...。
カラーを入れないとベルトが底付きしてしてベルト滑りを起こし
エンジン始動が死ぬほど漕がないとかかりません。
雨の日などは地獄です。したくもない筋トレ地獄。
カラー無しだとプーリー最小幅がベルトよりも広いため、見事に軸からベルトを使用しています。
軸付近のひときわ輝いてる輪がベルトの最頂部です。
本来この辺がベルトの底にならないとベルトに張力がかからずに滑ってまともにエンジン始動できません。
10mくらい漕がないとスタータークラッチが噛みません。
ciaoで筋トレしたい方ならそれで良いでしょう。
私はもう断固お断りです。(半年くらい筋トレしたw)
外側も全然使えていない。
使えていないが、回転&プーリー稼働はするのでエンジンさえかかれば普通にスピードは出るんです。
それがカラーを入れなくてはならないことに気がつかなかった盲点w
付属カラーが使い物にならないので作成します。
ベークライト板の3mm厚を切り出していきます。
サイズは内径20.2mm、外形28.7mm、厚みは3mmです。
厚みは部材の誤差もありますが3〜4mm以内なら問題ありません。(多分)
部材はベーク板にしましたがジュラコンや金物でも大丈夫でしょう。
金属にする場合は磨耗があるのでバリエーターより柔らかい物の方が良いと思います。
アルミとか。
あくまで消耗品です。削れたら(エンジン始動しづらくなったら)交換します。
ドンピシャですね。
こちら側にカラーを入れることにより、ベルト側の最小幅が狭まるのでVベルトが底付きしなくなります。
カラーを入れるとエンジン始動がモノスピードのciaoくらい楽になります。
気温と湿度によってはデコンプもチョークも要りません。
今までの地獄は一体...。
取り付け。ワッシャーの爪の対角位置でワッシャーを折り返してナットを固定します。
ベルトはバンドーのRPF3370に変更。*写真は3365を使用していますがRPF3370に変更しました。
詳細は
ベルトの張り調整の記事をご覧ください。
ウェイトローラーを入れ替えます。
以下50cc&MALOSSIギアでのインプレッションです。
リアギア純正の場合は+0.5gでちょうどいいかと思います。
付属のMALOSSI 6g 軽すぎます。
7.0g 純正同様です。
7.5g 45km/hほどでエンジン唸ります。登坂力は抜群です。
8.0g 上側が物足りません。50km/hくらいで打ち止め。
8.5g いい感じなのですがアクセル全開でエンジンも全開。余裕がないとちょっと怖い。
9.0g トップスピードに到達するまでちょっともたつく。登坂力が落ちる。
8.5gと9.0gの中間くらいがベストウェイトです。
私は9g×4個、8g×2個の8.7g設定にしています。