チャンバー交換(SIMONINI)
チャンバーを交換しました。
SIMONINIのレーシングチャンバーです。
SIMONINIのチャンバーはガチのレース仕様なのでセンタースタンドのままでは取り付けできません。
サイドスタンド化もしくはスタンドレスが必須となります。
購入ページには書いてないことが多いので気をつけてください。騙されます。
2024/2/17追記
抜けが良すぎる為、吸気ガスの燃焼が追いつかずに未燃焼オイルがピストンヘッドに溜まり、炭化積層して焼き付きました。
ノーマルではなくMALOSSIの63ccキットでこの状態です。
シリンダー周りを新品に入れ替えて慣らし運転中に確認したものがこちらです。
プラグの焼け具合はそこそこ良好ですが、プラグの縁やピストンヘッドに大量のオイル溜まりが見受けられます。
(シリンダーヘッド外側の汚れはデコンプの抜け汚れです)
排気効率の増加に伴い吸気も増えます。
燃えきらない燃料はオイルだけが残る事になり、全開走行するとこの廃オイル溜まりが炭化して積層されていくのだと思われます。
エキマニからチャンバー部がすぐ始まり、絞りがほぼないままサイレンサーに続く形状なので排気の吹き戻りも少なくなります。
63ccでも中低速はスカスカ、高速側でも回りはするけど燃焼不足になる様です。
メインジェットしか調整のしようがないciaoのキャブではセッティングが困難です。
多分、73ccにしないと本領発揮できないと思われます。
サイレンサー側で排気を絞ろうかとも思いましたがセッティング出る前にまた焼きつかれても困るので使用を中止しました。